「わが家の防災自慢」事例紹介
1 経緯
食器棚・カップボードは、中身が見えるようガラス窓付扉・ガラス製引き戸になっているものがほとんどです。地震発生時に、このガラスが食器などで割れ飛散するのを防ぐためにフィルムを貼り付けるが、失敗の連続でした。完成したと思ったら空気が入ってしまい見苦しくなった。
2 内容
苦労して貼り付けたフィルムも、いざ地震が来たら中身の食器などが暴れ、ガラスを割り食器とともに床に落下、散乱しては家具を固定しても被害が甚大になりかねません。そこで、地震で食器が暴れてもガラスが割れない方法、また、飛び出して落下散乱しない方法はないかと考えた結果、ガラスに変わるものを検討した。
3 特色
ガラスと同じ透明で強度があり、割れにくいアクリル板と塩化ビニール板を候補にあげ、加工など検討したところ、塩化ビニール板に粘りがあり、加工も容易と判断。ガラス製引戸は同じ肉厚のものを同寸法に切り、ガラス戸と交換、ガラス窓付扉は、ガラスはそのままで裏面に少し大きめに切った塩化ビニール板をビス止め加工した。引戸については、外れなければ食器の落下は防げ、ガラス窓付扉についても内側の塩化ビニール板がガラスの破損を防いでくれます。
1 苦労したこと
アクリル板と塩化ビニール板の特色をつかむ事。
@アクリル板をカット、穴あけしているとき、横割れなどが発生、採用を見送ったこと。
アクリル板は、カッティングナイフで肉厚の半分くらいカットすれば割れるが、塩化ビニールは、粘りがあり切断寸前までカッティングナイフを入れる必要あり。
Aガラス引戸と交換する場合、元寸法どおりにカットしないといけません。ガタがあると地震発生時に食器が暴れ、外れるおそれがある。(カッティングナイフの厚みを考慮してカットする必要があります。)
2 成功のポイント
寸法を確実にする。
@カッティングナイフの厚みを考慮してカットする。
A引戸の場合、スライド面のペーパー仕上げを念入りにすること。
一番良い方法
ガラス引戸用に採用する場合、材料取扱店でカットしてもらったほうが確実。一枚の大きさが1,000×2,000あり、無駄のないカットを依頼する。厚さは、1・2・3・4・5・ミリなどがある。
